著者名:楠山正典
ジャンル:言語
発売日:2024/2/1
販売ページ:Amazon
書籍概要
英語のために多くの時間を費やした人は多い。だが、英語が話せるようになった人は少ない。そして、今、英語の必要性は、数年前と比べても格段に拡大している。
日本語の日常会話では、文法のことを考えながら話している人など、一人として見たことはない。ところが、英語となると、あれこれ、文法上の細かいことを考え始め、迷っているうちに、会話が先に進んでしまい、苦い経験をした人もいるにちがいない。
なぜ、幼児は、文法などを教えてもらっていないのに、3才位で、母国語が話せるようになるのか。
その主な理由の1つが、赤ちゃんは、母親とのコミュニケーションの必要性から、言葉を必死に覚えようとする。最初は、ぎこちなく、不完全でもあるが、試行錯誤を繰り返していくうちに、自然に完成されていく。
もう1つが、この本の主題でもある「本来 人間は 誰でも 多言語を習得できる能力を持っている!」に行きつく。
それは、人間には、その育った言語環境によって、日本語、英語、中国語など、どんな言語でも、習得できる能力を備えているからにほかならない。
この潜在能力を発揮させる方法は、ただ一つ。
それは、自分の気持ちを伝える「スピーキングの実践」を続けること… 「多言語を習得できる能力」を目覚めさせること… 日本語脳、英語脳など。どんなに努力しても話せるようにならなければ、楽しくない。楽しくなければ、続かない。
そこで、楽しく学べて、効果が実感できる学習法はないかと、それを探し続け「音声言語の基礎」「発音の探求」「英語の基本」「文を広げる」「その他の重要事項」の5つにまとめた。
著者紹介
楠山 正典(くすやま まさのり)
1951年生まれ
公認会計士としての実務経験を活かし、様々な支援活動を体験しながら、子どもが感動する実用書の執筆活動に専念している。そのエッセンスは、物事をより深く理解することにより、自分に自信をもって生きていける力をつけることにある。
( 略 歴 )
1976年 公認会計士試験に合格、監査法人トーマツに入所。
1984年 特種情報処理技術者試験(通産省)に合格、都市銀行などのシステム監査を推進。
1992年 パートナーに就任、多くの上場会社などの監査責任者を担当(2012年退職)。
2001年から3年間 日本公認会計士協会(東京会)コンピュータ委員会の委員長などを歴任。
2009年から2年間 日本公認会計士協会の主査レビューアーとして、監査法人の監査業務を指導(2020年協会を退会)。
( 著 書 )
「ここから始まる算数の世界」2020年
「ここから始まるマネーの世界」2021年
「ここから始まる仕事の世界」2022年
「ここから始まるコミュニケーションの世界」2023年