著者名:三浦宏一
ジャンル:リカレント教育
発売日:2023/8/1
販売ページ:Amazon
書籍概要
日本が史上初めて直面しているやり直し可能社会の解明とやり直し可能社会への参加と意義、手段の提供、やり直しによる挑戦が当たり前であるアメリカと日本を比較分析することによる日本理解の深化、この二つをアメリカで教鞭を取った人間の視点から読みとく。
半世紀以上、掛け声だけで実態のなかった日本のリカレント教育(生涯教育)が遂に変貌を遂げた。
人生の岐路に立って、絶対に後悔することのない選択の方法はあるか?
そのための最新情報はあるのか?
アメリカで学んだ文化人類学とその事実上のフィールドワーク合わせて四十年にわたる体験学習から、この二つの問いに関して大きな声でYESと述べる。
本書が追及した究極の問いは、「自分自身の人生を生きるとはどういうことか?」であった。答えは本書を読めば理解できるはずだ。
著者紹介
三浦宏一(みうらこういち)
1963年京都外国語大学卒業、20年間公立高校で教えた後、1983年家族と共に渡米。コーネル大学(Cornell University) 大学院 (1983-88) にて修士及び博士号 (Ph.D.) 取得後、オクラホマ大学 (The University of Oklahoma) に就職、6年後に終身在職権を取得するも、11年間勤務後、著述に専念すべく退職、現在オクラホマ大学名誉教授。専門は文化人類学(日米比較文化)。
著書に、「アメリカの日本語教室から」アルク、「アメリカの物差し、日本の物差し」アルク。「日本を誤解させない英会話」(共著)、別冊宝島EXシリーズ、宝島社。受賞論文に、「日本社会における自由」、東京海上各務記念財団第11回懸賞論文優秀賞、有斐閣。「ある生涯学習の軌跡」、ジェックまなびすと大賞、ジェック(株)。「日本の教育―実力主義はくずれつつあるか」、論文部門一席、羅府新報。なお、「月刊日本語」(アルク)と「毎日ウイークリー」(毎日新聞社)への長期(九年と八年)連載がある。