「留置管理概説 留置管理の現実」を発売


著者名:大網小鉄
ジャンル:留置施設
発売日:2023/4/21
販売ページ:Amazon

書籍概要

著者の約6年間の留置管理部門での勤務経験に基づいて、留置施設の構造や運用等に関する当時の状況をとりまとめました。
留置の基本は「逃がさない。」「見逃さない。」「人権への配慮を欠かさない。」です。本書において解説している、施設の構造も各種の運用規定も全てこの留置の基本を実践するためのものになります。本書は3つの章で構成しています。それぞれの章で解説している事項は次の通りです。
第1章 留置施設の構造
〇 留置施設の出入口はどのようになっているのか。
〇 逮捕された人は鉄格子に囲まれた部屋に収容されて、周囲から丸見えなのか。
〇 監視台にはどのような装置が設けられているのか。
〇 風呂には入れるのか。
〇 運動はできるのか。
〇 身体検査では、何を検査されるのか。
〇 面会するときの規定はどのようになっているのか。
〇 寝具は敷いたままなのか。
〇 留置事務室には何が置かれているのか。
 第2章 日課時限 起居動作
〇 何時に起こされるのか。部屋の掃除はするのか。歯磨きはどうしているのか。
〇 食事の時間は何時なのか。なぜ弁当箱内をチェックするのか。
〇 新聞やテレビは見られるのか。ラジオは聴けるのか。
〇 おやつ(菓子、飲料)は飲食できるのか。
〇 手紙を書いたり、本を読んだりできるのか。
 第3章 護送
〇 「送検」や検察官による取り調べはどのように行われるのか。
〇 被疑者を犯行現場などに連れていく際の手順はどのようになっているのか。
〇 取り調べ中も手錠をはめられたままなのか。
〇 共犯者も同じ留置施設に収容されるのか。
〇 留置業務に関する訓練とは、どのようなものがあるのか。

著者紹介

大網小鉄(おおあみ・こてつ)
1961年1月 千葉県にて出生
1983年3月 私立武蔵大学卒業
同年4月 警察官拝命
2021年3月 定年退職(退職時の階級は警部)
留置管理部門での勤務経験は、4つの警察署で通算約6年