「男はスカートをはいてはいけないのか? キャリコン視点のジェンダー論」を発売


著者名:神田くみ 橘亜季
ジャンル:ジェンダー
発売日:2023/4/23
販売ページ:Amazon

書籍概要

ここ10数年で社会環境は大きく変化し、終身雇用制度・年功序列の慣行は失われ、男女分業・正規雇用中心の時代から女性の社会進出や非正規雇用が進み、仕事だけでなく余暇・人生の楽しみも重視する考え方や自分の望む生き方に合わせた職業選択・人生選択が求められるようになってきました。1つの企業・組織で継続的・安定的な雇用状態の中で「キャリア」を築くことは困難となり、自らの価値観・職業観・人生観に基づいて自らキャリアを形成していかなければならない状況が生じてきています。それをサポートする人材として、キャリアコンサルタントの国家資格が誕生しました。
価値観の多様化した時代、働く女性たちが自分らしいライフキャリアを手に入れるにはどうしたらよいのでしょうか?鍵を解く重要なファクターの一つが「ジェンダーバイアスの存在」です。日本は、2023年に入ってもジェンダーギャップ指数が低い(男女の格差が大きい)ことが話題に上りますが、実は女性より男性の方が幸福度が低い珍しい国でもあります。ジェンダーギャップの課題解決の上で着目すべき視点が、まさに本書のタイトル「男性はスカートをはいてはいけないのか」問題なのです。
本書では、2名のキャリアコンサルタントが社会事象の中でのジェンダーについて過去・現在・未来を展望して我が国(日本)におけるジェンダーを取り巻く「今」を知り、ジェンダーに対する考え方のアップデートにつなげていただくことを企図して作られました。社会通念としてのジェンダー規範は、ある時代のある場所における、ある考え方のひとつであり、常にアップデートされているものなのです。

目次
第1章 はじめに
第2章 性をめぐる多様性 性自認・性表現・性指向
第3章 「ジェンダー」をめぐる歴史と文化
第4章 「ジェンダー」をめぐる法律と制度
第5章 キャリアコンサルタント視点のジェンダー論
あとがき 用語集

著者紹介

神田 くみ
キャリアコンサルタント。一般社団法人ジェンダーキャリアコンサルティング協会副代表。アライ。
キャリアの初期は薬理研究に従事し、臨床研究サポート業務、医学系専門誌や患者向け冊子の執筆にメディカルライターとして関わる。生命の不思議に魅せられ、男女枠組みの明確さとともに、その不確かな「あいまいさ」からジェンダー(性別役割)に関心を持つ。キャリア後期はウェブディレクターとして複数サイトの運営に携わり、縁があって一般社団法人GCCIの立ち上げメンバーとなる。ジェンダーフリーの視点から、キャリア開発や地域コミュニティーの支援にも携わる。修士(農学)。
Instagram:https://www.instagram.com/kumi3_desu/

橘 亜季
キャリアコンサルタント。一般社団法人ジェンダーキャリアコンサルティング協会主任研究員。
10代で初めて時事についてコラムを書き、20代から専門職として中小企業の経営支援に携わる。労動法やキャリアをめぐる登壇や寄稿も多数。ふとしたことからジェンダーのテーマに強い関心を持ち、古典的な男女二元論を疑う視点から実践的な研究を行うようになる。
現在のジェンダー、男らしさ・女らしさ、ファッションなどについて、キャリア、法律、社会、文化、歴史などの観点から問う。定期的にジェンダーについて発信しているnoteやtwitterには、ひそかな隠れファンも多い。修士(文学)。
note:https://note.com/aki_3o3
twitter:https://twitter.com/aki_3o3