著者名:羽田野大樹
ジャンル:哲学
発売日:2023/2/13
販売ページ:Amazon
書籍概要
「善」「自己」「他者」「美」といった普遍的なテーマを語り合う「哲学を語る会」
≪特徴≫
・哲学科出身メンバーを中心に構成され、それぞれの哲学を語り合う。
・哲学者の主張を要約。哲学入門としてもわかりやすい。
・NewsPicksのPodcast番組「a scope」で仏教の回を担当された松波龍源先生を指南役に迎え、西洋と東洋両方の視点でコメント
≪目次≫
第一章 十牛図
第二章 自己とは何か? (デカルト、カント、ヒューム)
第三章 善とは何か? (アリストテレス)
第四章 他者とは何か? (レヴィナス)
第五章 強さとは何か? (鬼滅の刃をテキストに唯識、ニーチェ)
第六章 直観とは何か? (ベルクソン)
第七章 美とは何か? (岸田劉生、岡倉天心、柳宗悦、坂口安吾)
第八章 分配とは何か? (アリストテレス、マイケル・サンデル他)
第九章 生きるとは何か? (宮沢賢治をテキストに、法華経、ハイデガー)
第十章 権力とは何か? (なだいなだ、マックス・ウェーバー)
≪本の抜粋≫
大学の授業とも違う、正解も評価も何もない「ただ哲学を学び、考え、語り合う場」これはひょっとしたら、今の世界に最も欠けていて、そして最も必要なものなのかもしれません。この会の空気感を、なんとなくでも感じて頂ければ。
哲学に興味がある人もない人も、今が生き苦しい人もそうでない人も「人間というものを考えること」という面白さに触れて頂ければ。
洋の東西を問わず、先人達の遺してくれた業績は偉大です。それらに触れれば、今の悩みや苦しさは軽くなるかもしれません。
この本が、その扉を開くちょっとしたきっかけになれば。そんな風に思います。
著者紹介
著者:羽田野大樹(はたのひろき)
TIS株式会社 コンサルティング部門ディレクター
Vector Management Consulting Pvt. Ltd. 社外取締役
「哲学を語る会」主催者
外資系通信企業のSE、外資系コンサルティング会社を経て現職。専門はデジタル技術とサプライチェーンで、大手企業の国内外のプロジェクトを多数牽引。歴史・哲学・音楽をこよなく愛する。哲学に関しては、自身の人脈をつかって哲学に造詣の深いメンバーをあつめ、「哲学を語る会」を主催。
監修:松波龍源(まつなみりゅうげん)
実験寺院 寳幢寺 僧院長
「哲学を語る会」指南役
真言律宗総本山西大寺にて四度加行、伝法灌頂を受法。日本仏教のみに囚われず、ミャンマーやチベットなどの高僧に師事。釈尊が、あるいは弘法大師が志していた本来のあり方を追い求め、社会に「即する仏教」を探求。「日本一若者が仏教を学びに来る寺」実験寺院 寳幢寺を開設し、社会に向き合う僧侶の姿を探り続けている。NewsPicksのポッドキャスト番組「a scope」とその書籍化である『視点という教養』にて仏教の回を担当。多くの起業家や経営者のメンターとして活躍中。