著者名:西川ふさい
ジャンル:動物
発売日:2022/8/29
販売ページ:Amazon
書籍概要
日本の動物福祉事情は、海外に比較してそんなに遅れてるの?
実際に海外の動物保護の現場は、どのような感じなの?
動物好きであれば誰でも気になってしまうそんな疑問を、解決するために実際に国内外のアニマルシェルターや動物関連施設を、40カ所以上訪問して現地で働く人々の生の声を聞いて書かれた訪問記。
日本の動物福祉へのヒントや、海外の動物福祉事情、海外の動物福祉の課題などなど、現地を訪れたからこそ、わかった情報も盛りだくさん!
親しみやすくわかりやすい言葉で、旅行エッセイとしても楽しみながら読み進められます。
動物が好きで、彼らのために何かしたい!だけど何をしたらいいかわからない人、
海外の動物保護事情に興味がある人、
海外旅行が好きな人、などなどに是非読んでいただきたい一冊です。
第一章 カナダ
・私達の出会ったカナダ
・カナダの動物シェルター巡り
・猫も働く!?ワーキングキャットプログラム
・日本にも実はいる?ワーキングキャット
・カナダのペットショップ
第二章 アメリカ
・アメリカ周遊のはじまり
・私達の見たアメリカ
・アメリカシェルター巡り
・動物福祉の失敗例?アメリカで起こっている問題
・シェルター動物の気質の評価とトレーニング
第三章 イギリス
・私達の出会ったイギリス
・とっても楽しいチャリティーショップで動物福祉
・イギリスの猫飼育事情、え?外に出していいの?
・イギリスの動物福祉・愛護の教育
・イギリスの動物保護シェルター巡り
・イギリスの抱える悩み
第四章 日本
・日本で活動している様々な皆様
・各地の自治体、殺処分ゼロかローキルか
・自治体の苦悩、規制ができても受け皿がない
・日本の動物の収容傾向
・最近の持ち込み理由
・各自治体の特徴的な取り組み
第五章
自分には何ができるの?動物福祉にどうやって関わったらいいのか、日々の小さなヒント
著者紹介
西川 ふさい
獣医師。 大学時代から動物福祉に強い関心を持ちサークルで福祉活動に参加、東日本大震災時の動物救援サークル、大学牧場内の猫のTNR活動サークルの立ち上げ、運営に携わる。
一般動物病院・大学付属動物病院研修医、動物行動学単科研究生などの小動物臨床勤務医経験を積む。
2019年、獣医師の夫と共に夫婦で海外の動物福祉事情を知るため、8ヶ月間の渡航をしながら動物関連のライターとして活動する。
様々な現地の専門家の方と関わりながらカナダ、アメリカ、イギリスのアニマルシェルター、動物関連施設(トレーニング施設、猫 カフェなど)を大規模な所からマニアックな所まで40ヶ所以上巡り、帰国。
現在も日本の動物福祉向上のために、夫婦で奮闘中。