著者名:多田正幸
ジャンル:社会・ニュース
発売日:2022/8/23
販売ページ:Amazon
書籍概要
為替レートが1ドル100円から1ドル120円になったことを「円高になった!」、と言う人がたまにいます。多くの人はその「円高になった!」と言っている人に対して、間違いを指摘することなく、心の中で「この人大丈夫?」と思っています。
一方、ニュースやビジネスの現場や雑談でよく使われる言葉の中には、多くの人が誤解しているものもあります。それらは知っている人からすると“円安や円高”と同じように常識的な概念で、誤解している人の間違った表現がものすごく気になります。
この本では、ニュースなどで使われる言葉のうちよく誤解されている8つのテーマについて解説しています。読者の方の負担をできるだけ軽くすることに力を入れ、わかりやすいことはもちろんのこと、読み物としても楽しく読み進めていただけるよう様々な工夫をしています。
勘違いしたままでの何気ない発言で、知らず知らずのうちにご自身の評価を落としてしまっていることがないか、本書をサラッと読むことで8つのテーマについて気軽に理解度のチェックをすることができます。
著者紹介
多田正幸(ただまさゆき)
1964年生 税理士 大阪学院大学非常勤講師 著書「凡人起業」(新潮社、H21年)
大阪大学 経済学部 卒業
大学時代はボクシング部に所属しボクシングにすべてをささげるも、通算成績11戦5勝6敗1負け越しと、ボクサーとしての才能がないことが判明する
大学卒業後 丸紅㈱に勤務
スーツケースを片手に世界を飛び回るインターナショナルな商社マンになることを夢見るも、配属された部署が国内の繊維部門で、大阪の船場の町を「まいどまいど」と叫びながら自転車で疾走する日々を送る
家族の反対を押し切り丸紅㈱を退社ののち友人と会社を設立し、貿易業・教育業の事業を行うも脱サラに失敗する
現在は税理士としての活動のほか、大阪学院大学で財務諸表論等の講義を、関西経理専門学校で日商簿記1級等の講義を行っている
自身の起業と税理士業務の経験をもとに平成21年に新潮社から自著「凡人起業」を出版