「ブランド・タグライン経営」を発売


著者名:杉本眞一
ジャンル:ビジネス
発売日:2022/2/18
販売ページ:Amazon

書籍概要

ブランドの強さと業績の良し悪しについては多くの経営者・経営学者によって議論されてきていますが、ブランドに関する議論は購買者の心理、つまり目に見えないメカニズムへの働きを説明する必要に迫られるため、どうしても抽象度が高く、定性的な側面が多くなりがちになります。
今回、目に見える分かりやすいブランド強化のための行動として、コーポレートブランドのブランド・タグライン(ロゴ・マークの近傍に一定の規則性をもって表示される短いフレーズ)に注目し、「ブランド・タグラインを使う企業は、業績が良いのか?」という問いに対して、東証一部上場企業に対する調査を行い、本書の中でその結果を明らかにしています。
さらに、ブランド・タグラインと業績の間の因果モデルの検討を行うとともに、ブランド・タグラインを活用する企業を取材し、取り組み事例として紹介しています。それらを踏まえた上で、ブランド・タグラインを軸として企業や事業を経営することを「ブランド・タグライン経営」と名づけ、その実践方法を解説し、ブランドを強化し業績を改善したいと望む経営者等に対し、有益な示唆を提供しています。

著者紹介

杉本眞一(すぎもと しんいち)
ボナファイデコンサルティング株式会社 代表取締役
https://www.bonafideconsulting.biz
1967年、千葉県生まれ。
一橋大学商学部卒業後、ボストン・コンサルティング・グループにて様々な業界・テーマにわたる戦略立案および実行支援プロジェクトに従事。その後、富士化学工業株式会社にて電池材料事業部長として新規事業の立ち上げを指揮。戦略コンサルティングファームのアーサー・D・リトルおよびモニターグループを経て、ブランド戦略・マーケティング戦略の策定および実行支援を専門とするプロフェットに参画、同社日本代表。
2007年5月にボナファイデコンサルティング(株)を設立し、経営コンサルティングおよび人材育成支援を行っている。
株式会社CAICA DIGITAL 監査役。
医療法人社団直芳甲会 監事。
日本心理学会認定心理士。
著書『組織のうつ症状―会社を元気にする処方箋』(近代文藝社)