「精神科医が勧める忍者の印と呼吸法を応用した究極の不安・ストレス解消法」を発売


著者名:小森照久
ジャンル:
発売日:2021/8/2
販売ページ:Amazon

書籍概要

精神科医として、生きづらさを感じている人や生きる目的に悩む人、死を考えている人や死に不安を感じている人に向け、死ぬまで生き抜いてほしいとのメッセージを伝えるとともに、本当のオン・オフや生と死について考える機会を作りたいと思います。程度の差はあっても、人が皆思い悩むことであって、現代人すべてを対象としています。
人が抱えている不安の根源は存在の根拠がわからないことや死に対する怖れにあり、それを軽減する方法は自然・宇宙とともに生きることだと思います。長年、大学の教員として考えてきたことであり、忍者の技や背景にある考え方を研究して確信したことです。忍者に学んだと言えます。
忍者の呼吸法と印が脳に及ぼす効果を、現代の忍者を対象として科学的に検討しました。fMRI画像や脳波所見などで効果を示しています。忍者は長年厳しい修行をしていて、忍者の技を一般の人がそのまま行うことは不可能です。そこで、一般の人が応用できる方法を考案し、その効果を科学的に検証しました。fMRI画像や脳波所見を示しています。一般の人が行う方法を具体的にわかりやすく紹介しています。さらに、背景にある考え方を述べています。
人は不安やストレスから逃れることはできませんが、それらを軽減して力強く生き抜くことができます。
コロナ禍の今、不安が個人や社会を覆っています。不安や生き方について考える機会になると思います。

目次

はしがき
第Ⅰ章 人生の味わい
第2章 こだわりを捨てて生き延びよ!
第3章 捨ててしまえ!
第4章 放下着の拡大解釈
第5章 あなたのこだわりは不安に由来していないか?
第6章 不安の根源
第7章 こだわりの後ろ向きのエネルギーに抗う
第8章 こだわりは前向きのエネルギー
第9章 人における不安・ストレスとは何か
第10章 息長による休息と瞑想
第11章 脳の休息と冴えた感覚が共存する意味
第12章 瞑想、マインドフルニス、座禅
第13章 小森式呼吸法
第14章 小森式呼吸法の効果
第15章 自然から得たエネルギーで戦え
第16章 印の抗ストレス効果
第17章 小森式印
第18章 今は輝く存在
第19章 生きていることに価値
第20章 自然・宇宙と一体になれ
第21章 目指すべき生き方
第22章 生と死の止揚
終章

著者紹介

1954年三重県生まれ。1981年三重大学医学部卒業、三重大学医学部精神神経科学教室で診療、研究、教育に従事。生物学的精神医学の立場から、うつ病の病態、発症過程の研究を行って医学博士を取得。うつ病の精神神経免疫学的研究に重点を移して心と身体の関係について研究を行ってきた。うつ病に関連してストレスの研究も行い、香りの医学的応用、熊野古道ウォーキングなどさまざまなストレス緩和法の検証を行ってきた。これらのかたわら、一般や医療関係者へのうつ病予防啓蒙活動に携わってきた。三重大学では人文学部を主体に学部を越えて忍者文化を研究中で、その医学的側面に関わっている。

2001年三重大学医学部精神神経科学助教授、2007年三重大学医学部看護学科教授、2016年 三重大学大学院医学系研究科ストレス健康科学分野教授、2019年多度あやめ病院名誉院長、
現在、三重大学名誉教授、ナブテスコ(株)津工場産業医、医学博士、精神保健指定医、精神科専門医、精神科指導医、日本医師会認定産業医

専門書の分担執筆多数、単著では、「こころの疾患と香り」(2017年、フレグランスジャーナル社)、「忍者『負けない心』の秘密」(2017年、青春出版)、「偶然は必然」(2019年、デザインエッグ社)。

歴史、家庭菜園、猫好き。