「大学教員を目指す若者へ」を発売


著者名:桜井 良
ジャンル:仕事・就職
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書籍概要

「学者・研究者」は子供たちに人気の職業だ。小学生男子が将来就きたい職業として「学者・研究者」は常に上位にランクインしている。毎年行われている小学生へのアンケートにおいて、年によってはサッカー選手や野球選手を抜き「学者・研究者」が1位になることもある。ただ世の中には学者・研究者という職業について若者向けに書かれた本は限られている。また研究の進め方や論文の書き方を指南する参考書は存在するが、「大学教員になる方法」を示した本はほとんど存在しない。本書はそんな大学教員を目指す若者にとって待望の1冊である。
今、日本では科学立国の危機が叫ばれている。研究者を目指す人は減り、世界における日本の研究力も低下する一方だ。多くの優秀な研究者を輩出する科学立国としての日本を再生させるためには、まずは研究者に興味を持つ若者を増やし、彼ら彼女らに、研究者になるための道しるべを示す必要がある。この本を手に取る若者が、一人でも多く「研究者・大学教員」という職業に関心を持ってもらえれば幸いである。

目次

第一部
「大学教員を目指す 編」
1章.きっかけ:幼い頃に見た映画
「主人公はなぜこんなにも楽しそうに生きているのか?」
2章.中学生の時に見た新聞記事に登場したオオカミ博士
「大学教授はこんなにも自由な発想をしていいのか?」
3章.飲み会よりもサークルよりもフィールド調査が楽しかった大学時代
コラム1:大学教員を目指す若者へ オリジナルチェックリスト
4章.大学の学部3年生から入ったゼミ:自由に研究することの大切さ
5章.数々の野生動物調査に参加して抱いた危機感
6章.留学の決断:アメリカの大学院へ
7章.奨学金と大学院受験
コラム2:大学教員を目指す若者へ オリジナルチェックリスト
8章.留学時代
9章.アメリカの大学院で学んだ指導教官のあるべき姿
10章.とことん大学教員を目指す
11章.ポスドク時代:非常勤講師で経験を積む
12章.研究力を磨くために
13章.大学教員になるための就職活動:数うちゃ当たるのか?
14章.そして大学教員へ

第二部
「大学教員になったその後 編」
15章. 大学教員の仕事環境
16章.大学教員という仕事のやりがい
17章.大学のおかれている状況、そして未来へ / 何が求められているのか
18章. 教員の採用に関する米国の事例
19章.目指すべき大学教授像
20章.大学教員として日々努力すべきこと
最終章:コロナ禍の大学と大学教員

著者紹介

桜井 良(さくらい りょう)
立命館大学 政策科学部 准教授。慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、ロータリー財団国際親善奨学生として米国フロリダ大学大学院に留学し、自然資源・環境学部、野生生物生態・保護学科で修士号と博士号(Ph. D.)を取得。日本学術振興会特別研究員PD(横浜国立大学)、千葉大学非常勤講師、立命館大学政策科学部助教を経て2017年より現職。京都市環境審議会委員、慶應義塾大学訪問准教授、コーネル大学客員准教授。主な著書に『Human Dimensions of Wildlife Management in Japan: From Asia to the world』(単著、Springer, 2019)や『SDGsと環境教育:地球資源制約の視座と持続可能な開発目標のための学び』(分担執筆、学文社、2017)などがある。研究室ウェブサイト:https://sakurairyo.net/