書籍タイトル:江戸東京に遺る勝海舟の足跡 〜史跡から見えた知られざる勝海舟〜
著者名:三澤敏博
ジャンル:歴史・地理
発売日:2020/12/14
販売ページ:Amazon
書籍概要
江戸東京における勝海舟の史跡236箇所を徹底網羅!!
【当時の日記や新聞などから見えた、勝海舟の史跡と物語を紹介!!】
勝海舟が著した膨大な『海舟日記』をはじめ、自身の証言、新聞報道、さらには関係者の書状や日記などから、江戸東京に遺る勝海舟の足跡236箇所を徹底紹介。現在の写真はもちろん、当時の貴重な写真も満載!! 知られざる海舟の交流と物語が、史蹟とともに蘇る!!
【注目のトピックス】
● 坂本龍馬や土方歳三らが訪れた赤坂の海舟邸
● 慶喜の正妻・美賀子の葬儀に、裸足で柩に付き添った海舟
● 篤姫とのデートを繰り返した浅草
● 和洋菓子店から料亭まで、現在に残る海舟愛用の老舗店
● 西郷隆盛や大久保利通、木戸孝允などなど、海舟が訪れた盟友たちの屋敷跡
● 専修大学や東洋大学など海舟が関わった数々の学校
● 講道館に遺る嘉納治五郎と海舟の絆
● 海舟、汽車に乗る 〜新橋駅と上野駅〜
● 維新後、海舟がその維持に奔走した徳川家霊廟
● 海舟と渋沢栄一が築いた寛永寺の石垣
● 上野の西郷像建立における海舟の尽力
● 西郷や大久保の遺児たちと集まった紅葉館跡
● 正体を偽って訪れた岩崎弥太郎邸
● 神谷バーと海舟の知られざる交流
● 日本初の運動会は海舟の発案?
● 福澤諭吉と喧嘩した上野精養軒
● 西郷の嫡男・寅太郎の結婚式に出席した従道邸
などなど、知られざる物語が遺る史跡を貴重な写真とともに紹介。
【あとがきより】
“人に歴史あり”、そしてその“人”が存在した“場”にも歴史が刻まれる。その“人”と“場”の歴史がこの本には生き生きと描かれるのだ。よくここまで調べ記録されたと思う。三澤さんの半端ではないものがもう一つある“愛”だ。三澤さんの海舟愛は半端ではない。海のように広く深いのだ。
勝海舟玄孫 髙山みな子
著者紹介
三澤敏博
1976年、大阪生まれ。宝塚造形芸術大学卒。グラフィックデザイナーとして活動する傍ら、雑誌の企画や連載などを行う。本書のデザインも担当。主に幕末史に造詣が深いことで知られる。
著書に『幕末維新 銅像になった人、ならなかった人』(交通新聞社)、『江戸東京幕末維新グルメ』(竹書房)、『東京「幕末」読み歩き』(心交社)、共著に『勝海舟関係写真集』(出版舎 風狂童子)』などがある。