著者名:喫茶去
ジャンル:歴史
発売日:2025/4/28
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書籍概要
史上最大の組織を立ち上げ発展させた、最強CFOの実像に迫る!
世界を席巻するキリスト教はイエス・キリストや聖アンデレたちによって立ち上げられました。発足段階では、まだまだベンチャーの域を出ていませんでしたが、わずか3年ほどの布教活動を経て、世界有数の宗教へと拡大する足掛かりを作っていきました。
収益を目標とはしていない団体が、なぜ、ここまで大きくなれたのでしょうか?
これを可能としたのは、イエスというリーダーと聖アンデレというマネージャー(番頭、CFO)の人柄の素晴らしさ、連携によるものが大きいのです。この聖アンデレに着目し、人柄や活動の実態を把握し、われわれの糧になるポイントを得ようというのが本書の目的です。
神学からは距離を置きつつ、歴史学(特に、社会史、民衆史など)の手法で、歴史的存在としてのイエスや聖アンデレについて検討をします。「歴史的イエス」という研究テーマは、ここ100年ほどの新しいものですが、「歴史的な聖アンデレ」を検討するのは他にない取り組みです。
新しいイエス像、聖アンデレ像を、ぜひ感じてください。
第1章 新約聖書を読むための基礎知識
第2章 リーダーとマネージャー ~イエスと聖アンデレの場合
第3章 イエスの思想 ~聖アンデレが支えた理想
第4章 経営目線で見たイエス教団
第5章 聖アンデレは何故忘れられたか
第6章 聖アンデレに倣いて
著者紹介
喫茶去(きっさこ)
学生時代は、阿部謹也ゼミ、安丸良夫ゼミにて、社会史・民衆史を学ぶ。奉職後は総合商社やIT分野において、東証プライム上場企業の執行役員、上場子会社の取締役CFOなどを務めた。
交易における文化や宗教のかかわりや資本主義の変遷の歴史を通じて、いつか「日本社会の特質」を明らかにしたいと考えている。
一橋大学卒。中小企業診断士、個人情報保護士。