「元気な町内会のつくり方 10の処方箋と80の実践事例」を発売


著者名:松下啓一
ジャンル:町内会
発売日:2023/10/2
販売ページ:Amazon

書籍概要

「がんばろう」と考えている自治会・町内会にとって「励まし・後押し」となる一冊!
高齢者の単身所帯や夫婦二人世帯が増え、これまでならば「自助」でできたことも、ままならない家庭が増えてきた。
自治会・町内会は、自助の不足を補う、互助・共助の重要な仕組みであるが、その自治会・町内会自身が、担い手や参加者の不足や高齢化、住民の無関心といった厳しい現実に直面している。
自治会・町内会活動のような公共活動は、常にフリーライダー(ただ乗り)の問題がつきまとう。面倒なことは人に任せて、自分は利益だけを享受しようという人たちの存在である(これを「オルソン問題」という)。
本書は、オルソン問題をどう乗り越えるか、どうしたら自治会・町内会が課題を乗り越えて、元気になれるかを理論と実践の両面から、10の処方箋と80の参考実践事例にまとめている。

【10の提案】
提案1.「ちょっとした自信」を持とう
提案2.「ちょっとしたやる気」を後押しする
提案3.「ちょっとした割り切り」も必要である
提案4.「ちょっとしたプレッシャー」をかけてみよう
提案5.「ちょっとした身軽さ」を試みてみよう
提案6.「ちょっとした令和化」を図ってみよう
提案7.「ちょっとしたし安心・信頼」をつくろう
提案8.「ちょっとした人集め」のヒントを学ぼう
提案9.「ちょっとした規模」を試みよう
提案10.「ちょっとした技術」を体得しよう・話し合い、聴き合う技術

著者紹介

松下啓一(まつした・けいいち)
地方自治研究者・政策起業家、元相模女子大学教授
専門は現代自治体論(まちづくり、協働、政策法務)
横浜市職員を経て大阪国際大学教授、相模女子大学教授を歴任。26年間の横浜市職員時代には、総務・環境・都市計画・経済・水道などの各部局で調査・企画を担当。
著書に、『事例から学ぶ・市民協働の成功法則:小さな成功体験を重ねて学んだこと』(水曜社)『市民がつくるわがまちの誇り:シビック・プライド政策の理論と実際』(水曜社)『事例から学ぶ若者の地域参画成功の決め手』(第一法規)『自治するまちの作り方:愛知県新城市の「全国初の政策づくり」から学ぶもの』(イマジン出版)『定住外国人活躍政策の提案』(萌書房)など多数。