「豪雨の時代を生き抜く!-日本100年の希望 目指すのは安全な国土の建設ー」を発売


書籍タイトル:豪雨の時代を生き抜く!-日本100年の希望 目指すのは安全な国土の建設ー
著者名:吉川武文
ジャンル:経済・財政・統計
発売日:2020/8/3
販売ページ:Amazon

作品概要

豪雨の時代に突入しました。2018年は西日本、2019年は東日本で大災害が続きました。今年(2020年)も九州を中心に各地で甚大な被害が出ています。自分には無関係! 温暖化など存在しない! という議論にも根強いものがありましたが、そんなことはもうありません。確かに今、重大な変化が起きています。人は何かを失ってから事態の深刻さに気付きます。「今からでも、何かを始めなければならないのではないか?」「でも、どうしたら良いか分からない」「どうせ、もう手遅れだ・・・」 いえ大丈夫です! 今からでもやるべきことはあります。それは温暖化を「防止すること」ではなく、温暖化に「備えること」です。残念ながら、この途方もない変化を止めることはできません。今となってはCO2を削減する/しないといった議論には意味がないのです。でも変化に備えることはできます。豪雨の時代となった今、私達が早急にやるべきことは、都市計画や公共工事の優先順位、暮らし方や働き方、そして経済の仕組みを見直し、非常事態に備えることです。そして力を合わせ、災害に負けない安全で新しい国土を作らなければなりません。全てが手遅れになってしまう前に! 1日でも早く! 極めて困難な道程ですが、やるべきことがはっきり目に見えれば、勇気と希望が湧いてくるはずです。待っていても安心安全な暮らしは戻ってきません。本書のディスカッションが、日本の新しいムーブメントの1つのきっかけになることを心から願っております。

著者紹介

吉川武文(公認会計士・気象予報士)
東京工業大学・修士卒。ムダの無い合理的な経営を目指し、省エネや技術開発などで様々なイノベーションを実現、 30年におよぶ技術系のバックグラウンドを有する異色の公認会計士であり、気象予報士であるとともに、現在は 北欧の大手グローバル企業の工場長として新たな経営革新を実践している。
監査法人トーマツ時代に、国連CDM(Clean Development Mechanism)の排出権に関わる中国大陸各地の水力発電所の審査や、 東京都の排出量取引制度に関わるインテリジェントビルの省エネ審査、上場企業のCSRレポートの第三者審査など に従事。
企業価値の創造や、省エネ、環境問題などを深く研究し、会社や社会のより良い経営を目指して活動している。(t.yoshikawa@ms01.jicpa.or.jp)
大切にしている言葉は「勇気と感謝」。
著書に「モノづくりを支える管理会計の強化書」「図解・製造業の管理会計入門」など8冊。