著者名：西村 光滋
ジャンル：地域医療
発売日：2023/12/4
販売ページ：Amazon

書籍概要

「私の主治医って何を考えながら診察をしているの？」
こんな疑問に答えるべく、地域医療医としての著者が患者さん側から見えない医者の仕事内容を医者の頭の中をのぞき見しながら紹介する一冊。
高齢化社会を迎えた日本の医療において、病気が見つかっても高度医療の対象とならない患者さんも数多くいる中で、一人ひとり異なる背景を持つ患者さんに対し最善の医療とは？　を自問し、医者も悩みながら患者さんのことを考えているという真の姿を見てほしい気持ちで日常の診察を描く。 
これから地域医療を目指す若い医者や医学生・医療従事者に、 検査や画像だけでは診断できない病気がある、「医学的正しさの追求」が必ずしも「患者さんの幸せ」につながらないかもしれない、という医療の難しさを伝えている。 

著者紹介

西村 光滋（にしむら・みつしげ）
総合内科専門医・認定医
プライマリケア認定医
米国内科学会上級会員(FACP)：health and public policy committee 委員
日本医師会認定産業医
神戸大学総合内科にてジェネラリスト教育を受け、西伊豆健育会病院にて地域医療を学び、「病気を治療することだけが医者の仕事ではない」と考え現在も地域医療に従事している。