「静かな少年とクズリの物語」を発売


著者名:二郷半二
ジャンル:小説
発売日:2023/12/4
販売ページ:Amazon

書籍概要

不幸にして声と音を奪われて生まれ、10歳で白血病を発症し12歳でこの世を去る、クリスマスローズの花のように凛として生きた少年ローリーの心の軌跡を描いた作品。

声も音もない刺激のない世界で、今日が過ぎれば明日がまた来る…、単調で無感動な日々を送っていたローリー。
深い森の中で死に瀕しても、必死に生きようと雪の中を這い続ける幼いクズリの子供を助け、単調だった人生が変わっていく。命の尊さ、生きることの大切さ、また森にただよう自然の美しさや約束事に気付いたローリー。
12歳で早過ぎる人生の終着駅に降り立つことになったローリーは、最後の力を振り絞り心に秘めてきた自分の思いを遺書として書き残す。

ローリーのその遺書の中身とは…? また「自然の道理」に背を向ける人間たちは何処へ向かおうとしているのか…?

著者紹介

二郷半二
大手総合商社、大手重工メーカーを退職後、貿易会社を経営しながら複数の一部上場企業及び海外官庁のコンサルタントを兼任する。
海外生活はカナダでの社会人生活を含め、ヨーロッパ及びアジア五か国以上での豊富な生活体験を有する。
2008年以降は仕事をコンサルタント及び現地エージェントに特化し現在に至る。
【著書】
1.裏金(2015年)国際競争入札の内幕を扱った経済小説―実話に基づく
2.修羅の大地(2016年)国際随意契約の内幕を扱った経済小説―実体験に基づく
3.歌舞伎町四畳半ものがたり(2017年) 実話を基にした人情小説
4.エターナルバーレーの狼(2019年7月15日出版) 児童文学
【(社)全国学校図書館協議会「選定図書」】
5.狼犬・ソックス(2021年1月4日出版) 児童文学
6.北極熊ホープ(2021年11月30日出版) 児童文学
【(社)全国学校図書館協議会「選定図書」】
7.森の王灰色熊リーズ(2023年4月12日出版) 児童文学