著者名:白木幹二
ジャンル:DX
発売日:2023/11/27
販売ページ:Amazon
書籍概要
DX(デジタルトランスフォーメーション)について、経済産業省が2018年に「DXレポート」を出してから数年が経ち、日本の各方面で一つのムーブメントになっています。
反面、DXに着手した企業からは・・・
「何から手をつけていいのか、わからない」
「プロジェクトは動き出したが、PoCでとん挫した」など、苦しい声が聞かれます。
また、「経営者がデジタルに弱い」とか「経営者のコミットメントがない」などの「経営者」の在り方に対する「声」も聞こえてきます。
その理由の一つとして、世間のDXに関わる情報の多くが、「デジタル業界の専門家」によって発信されていることが上げられます。その結果、「デジタル・ソリューション」(デジタル手段の導入)が結論になっており、デジタルの経験が少ない方々には余計に分かりにくくなっているようにも感じられます。
本書では、一旦「デジタル」を忘れて、基本的な「経営視点に立つ」と言う基本に立ち返り、「経営」と「業務」の側面からDXを捉えなおして、「DXの何故」を明確にしながら、これから進むべき方向について提言を行っています。
DXへの理解を深めたいと思っている経営者や、経営層への説明に手を焼いている経営企画部門の担当者の皆さんにとって、DXを見直す切っ掛けとなる1冊です。
著者紹介
白木幹二(しらき・もとつぐ)
1950年生まれ。
1973年現在のみずほ銀行(旧富士銀行)に入行。外為業務、海外支店における融資業務などを経験後、1987年より富士銀行の第3次オンラインシステム開発プロジェクトに参加。外為勘定システム、国際情報システム、自己資本比率算出システムなどの業務設計と開発を行う。
その後、資産運用子会社の、顧客資産管理システムのリプレイスに関する業務設計、システム開発なども行う。50才頃から、独学でプログラミングを学習し、自宅でLINAXのサバ―運用などを経験した。
長年、業務畑出身者の目から、業務部門とシステム部門の連携と役割分担について研究している。