著者名:三遊亭歌笑
ジャンル:落語、自伝
発売日:2023/11/1
販売ページ:Amazon
書籍概要
落語家・三遊亭歌笑、芸歴65年にして初の自叙伝。
「爆笑王」の異名を取った先代歌笑を叔父に持ち、憧れぬいて育った少年が、落語家の道を歩み始め、厳しい修業の中に映った師匠の教えの数々、昭和の名人たちの芸、仲間や家族との楽しい日々。
芸に行き詰まり、心機一転をはかって名古屋へ向かい、客の来ない劇場で再び芸を磨きなおした日々。
病という試練が立ちはだかり、それすらも乗り越えて高座へと戻った嬉しさの日々。
そして、これからの日々。
楽しいことも悲しいことも、心で泣いて笑顔を忘れず。
いろんな人に、ありがとう。
そしてこれからも、体が落語を忘れぬ限り。
芸道一代、ここにあり!
著者紹介
1939年、東京都西多摩郡五日市町 (現・あきる野市)生まれ。戦後間もなく、「純情詩集」で一世を風靡し、「爆笑王」の異名を取った二代目三遊亭歌笑を叔父に持ち、1958年に二代目三遊亭円歌に入門、前座名「歌寿美」、1961年に二つ目昇進、三代目三遊亭歌笑を襲名、1973年に真打昇進。1985年より名古屋・大須演芸場に座長として出演、以来19年間に渡って屋台骨を支えた。心臓病や脳梗塞、大腸がんなど数々の病気を乗り越え、2010年頃より東京の寄席に復帰、叔父譲りの「純情詩集」や、「親子酒」「うどんや」などの落語を手掛け、今も精力的に活動中。