著者名:大出正廣
ジャンル:不動産、住宅
発売日:2022/11/1
販売ページ:Amazon
書籍概要
第2次安倍内閣成立の2012年ころより、景気も少しずつ回復傾向にあり金利も低金利で安定していて、住宅工事費も少しずつ値上がり傾向でようやく住宅業界も回復傾向にあった19年春にコロナショック、21年春にはWOOD SHOCK、住宅業界にも大きな変化が出始めていました。
社会は、ESG、SDGs、脱炭素、感染対策、働き方改革/在宅勤務、少子化傾向など、ニューノーマルな時代へ大きく変化しつつあります。住宅業界においては、省エネ推進、被対面営業、建材価格の上昇。生活スタイルにおいては、家庭内感染対策、在宅勤務、女性活躍、共働き世代の増加、小家族化を踏まえ、○LDKという部屋数重視から、豊かな空間、生活のしやすい、使い勝手の良い住まいが求め始められています。こうした大きな変化を踏まえて、住宅の間取りも多様に変わりつつあります。
住宅業界に五十年。この間、住宅を中心に、展示場の設計、分譲開発等、時代の変化を先取りした多くの住宅提案をしてきました。この経験を生かして、社会の変化、コロナ禍後を考慮した次の時代にふさわしい住宅の間取りの作り方、住まい方をわかりやすく解説しています。
この本に添付の60プランは、奇抜なデザイン、大型住宅、変形宅地向けプランではなく、上記を考慮して、すぐにでも使えるオーソドックな間取りを60プラン(15坪~43坪)用意してみました。
新しく住宅を計画されているお客様、住宅設計ご担当の方の新しい住まいつくりの参考になれば幸いです。
著者紹介
大出 正廣(おおで・まさひろ)
ハウスビルダー販売支援研究所 代表 https://www.hs-builder.com
1948年大阪市生まれ。1970年ミサワホーム(株)入社、住宅商品開発、展示場の設計、大型分譲地の計画、神戸市街並み(71戸)デザイン賞受賞、関西国際空港従業員宿舎(250戸)事業化コンペ(大阪府)入賞、93年ミサワホーム退社。95年、日本の住宅の耐震性、耐久性が低いことから、三菱商事鉄鋼建材事業部の支援を受けて、耐震性、耐久性の高い重量鉄骨DJ工法/構造工学研究所(国土交通大臣認定)を構造躯体として、木質外断熱パネル工法(特許数件)を開発して96年、オーシャンホー ムズ株式会社設立。1997年、阪神淡路大震災被害調査、2000年神戸商工会議所アントレプレナー(起業家)大賞受賞。住宅業界52年、住宅一筋、ミサワホーム入社から数えて数千戸の住宅を設計。2010年から経営、設計の経験を生かして、多くの住宅工務店さんの経営、設計コンサルタントとして活躍中。
著書
・住宅業界“ビッグバン“(CCS)
・株式公開を目指す中小企業社長の「社員活用術」(ごま書房) 他