「北極熊ホープ」を発売


著者名:二郷半二
ジャンル:文学・評論
発売日:2021/12/10
販売ページ:Amazon

書籍概要

人口爆発や生態系の破壊で我々を取り巻く環境は激変し、環境は異なる様相を見せてきている。人間によって引き起こされた地球高温化のため、米国の信頼できる研究機関は、2040年頃には森林をふくむ地球の生態系が、二酸化炭素を現在の半分程しか吸収できなくなるとの研究報告を発表した。
この作品は、深刻な事態になっても尚、環境問題に十分な対応ができない人間に対して、
「人間は一体何処に向かっているのですか… …?」
という問いを投げかけ、警鐘を鳴らしている。

米国、サンフランシスコの大学を優秀な成績で卒業したジェニファーは、米国屈指の弁護士である父親の俗物的な生きざまを嫌い、また壊れていく環境に深刻な懸念をいだき家出する。
曲折を経たのち、彼女は優しい人々が暮らすカナダの北極圏に近い町、エポーに落ち着く。
この町で結婚した彼女は、ウィリーという息子を授かる。だが夫はウィリーが生まれる前に北極海で遭難し、彼女もまた三十三歳の若さで病死する。一人残されたウィリーは祖母ハリエットに育てられる。
ウィリーは森で色々な肉食獣に襲われるが、母親ジェニファーに育てられたハスキー犬や、北極熊に助けられ成長する。この生き物たちの闘いを通して、ウィリーは森の生き物たちにも人間同様、豊かな感情や知性があることを教えられる。

成長したウィリーは、母親ジェニファーが言い残した、環境破壊に関する色々な言葉が真実であることを自分の経験を通しても悟ることになる。
そしてウィリーは母親ジェニファーの遺志を引き継ぎ、彼女が亡くなる直前まで心配していた、次世代に残すべき環境を守るためへの道を歩きはじめる。

著者紹介

二郷半二(にごうはんじ)
大手総合商社、大手重工メーカーを退職後、貿易会社を経営しながら複数の一部上場企業及び海外官庁のコンサルタントを兼任する。海外生活はカナダでの社会人生活を含め、ヨーロッパ及びアジア五ケ国以上での豊富な生活体験を有する。2008年以降は仕事をコンサルタント及び現地エージェントに特化し現在に至る。

著書
『裏金』国際競争入札の内幕を描いた作品(2015年 文藝書房)
『修羅の大地』国際随意契約の内幕を描いた作品(2016年 文藝書房)
『歌舞伎町四畳半ものがたり』現代の人情の機微を描いた作品(2017年 文藝書房)
『エターナルバーレーの狼』児童文学作品(2019年 文芸社)(社)全国学校図書館協議会選定図書
『狼犬・ソックス』児童文学作品(2021年 日本橋出版)