「発癌の精神病理」を発売


書籍タイトル:発癌の精神病理 どのようにして癌が発生するのか
著者名:定塚 甫
ジャンル:専門書 > 医学・医療
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作品概要

癌については、過去、あるいは、大昔という認識の方もいらしゃると思いますが、発癌の原因を「ウイルス因説」が、世界を網羅したことが御座います。この説は、原因の分からなかった過去の医学会においては、比較的多く使われたものです。その時に同じように出てきました原因論が、遺伝説でした。
このような誤った疾患への認識は、本邦で最も多く、他の国では、ストレス因説が一般的になった後も長く続いた原因論でした。
しかし、一言に「ウイルス因説」と申しましても、ウイルスが、”癌の原因であったとすれば、当然、感染する”となるのも当然のことでした。そのため、癌に見舞われ、苦しい状態にいながらも、寂しい人生の最後を迎えざるを得なかった患者様方も多くいらしたことになります。
まさしく、今日の新型コロナウイルスに感染された方々の感じられたお気持ちと同じであったと思われます。
しかし、未だに、本邦では、「感染症への謂れのない差別意識」が、色濃く残っていることが、この度の新型コロナウイルス感染者の証言から明らかにされています。何と悲しい世界でしょうか。これだけ、「世界的には先進国である」と自認している日本人が、「感染症患者様を差別視し、忌み嫌った」という証言が続々出て参りました。
実に哀しい歴史です。
この書籍では、このようなことが二度と起きないように、癌そして新型コロナウイルスと、読者には、全く関係のないような現実でありながら、実は、密接に関係のある病態について明らかに致したくこの書を記したので御座います。
癌は、「ウイルスによる疾患ではない」という段階まで、日本の医学医療は進歩してまいりました。更には、新型ウイルス感染症は、報道でも明らかのように、抵抗力(免疫力)の低下した方々が、感染しやすくなっているということが証明されています。
簡単に纏めてしまえば、癌も新型コロナウイルス感染症も同じ医学の歴史上で、免疫の低下した方々に起こりやすい疾患であることが、よくご理解頂けると思います。
恐らく、このような発想で病気を見ていく医学医療の書籍は、極めて少ないと思います。
是非とも、「病気」という状態に正しいご理解を頂きたいと存じます。

著者紹介

定塚 甫(じょうづか はじめ) 1946年11月9日富山県高岡市にて出生。 1967年国立金沢大学医学部入学。在学中、肝臓病理学教室にて病理学習得。 以降、今日まで肝臓病理学肝臓がん治療に携わる。同時に、サキソホーンにて生計を立てながら同大学卒業。卒後、在学中の反戦運動を理由に大学権力により北陸三県より放逐され、精神病理学を学ぶため名古屋市立大学木村敏氏に師事。 ユング派砂箱療法考案者ドラカルフにも師事。精神障害者の開放政策を開始し、精神病院入院患者の自由出入りを実現。 その後、国立豊橋病院神経科・心療内科に移動。精神疾患の悪化時に尿中ベンスジョーンズタンパクを発見、精神現象と免疫反応との深い関係を証明。 以降、精神神経免疫病理学を打ち立て、Psychoneuroimmunopathologyとして、National Library of Medicine(NLM)に登録される。 この頃より、毎年ペン画の個展を開き、同時にオーボエ・オーボエダモーレ演奏を開始。 臨床では、末期がん患者の行き帰りに寄与し、ほとんどの患者は、10年以上生息。 今日、診療はもとより、ペン画個展、ジャズセッションに従事している。