物流関連本のオススメをご紹介します

物流について勉強したいならば、物流関連本を読むことをオススメします。しかし、さまざまな本があるため、どれを読むべきか迷う方は多いでしょう。本記事では物流関連本で学びの多いオススメの書籍をご紹介します。

物流の本とは?

物流とは、製造現場から消費者へ商品が届とくまでの流れや、この流れを管理することを指します。この物流に関する仕組みや業界構造などをまとめた書籍を「物流の本」と言います。

物流というと商品を運ぶ「運搬」をイメージされる方もいますが、物流のプロセスには荷物の検品や保管、商品の包装などさまざまな項目が含まれています。物流についてより理解を深めたい場合には、該当のテーマに沿った書籍から学ぶと良いでしょう。

オススメしたい物流関連の本リスト

物流について学びたい方へ、オススメの書籍をご紹介します。

物流関連本「業界の基礎」

「業界の基礎」をテーマにした書籍を紹介します。

書名 図解入門ビジネス 最新物流の基本と仕組みがよ~くわかる本

著者 青木 正一
ISBN 4798069957
定価 1,980円
概要 物流の基本から仕組み、改善のポイントなどを解説している
https://www.amazon.co.jp/dp/4798069957/

物流関連本として業界の基礎を学ぶためにまずオススメしたいのが「図解入門ビジネス 最新物流の基本と仕組みがよ~くわかる本」です。

こちらは物流の基礎から全体像、改善のノウハウまでが1冊に凝縮されています。図解でわかりやすく説明しているのが特徴です。具体的な事例や最新情報、今後の課題まで網羅されているため、物流業界外の方がおおよその輪郭を捉えたいと考えている場合に、手に取ると良いでしょう。

書名 図解即戦力 物流業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書

著者 ロジ・ソリューション株式会社
ISBN 4297119064
定価 1,650円
概要 物流の仕組みからビジネスモデル、課題まで幅広い情報を解説する。
https://www.amazon.co.jp/dp/4297119064/

次に紹介するのは「図解即戦力 物流業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書」です。物流業界の仕組み、ビジネスモデルから仕事内容、最新動向まで網羅されています。フルフィルメントやサプライチェーンマネジメント、ドローン、EC物流など物流業界で話題のトピックスについて理解を深められるでしょう。

技術評論社さんらしいと言いますか、カラフルなデザインで重要な文章にはマーカーが引かれておりわかりやすいです。物流に関して基礎知識のない方でも安心して読み進められます。

対象としている読者層は物流業界で就職したい方や物流部門に配属された社員などです。

物流関連本「改革・改善」

物流関連本として「改革・改善」をテーマとしたオススメの書籍をご紹介します。

書名 ロジスティクス4.0: 物流の創造的革新

著者 小野塚 征志
ISBN 4532114063
定価 946円
概要 ロジスティクス4.0について解説する
https://www.amazon.co.jp/dp/4532114063/

次世代の物流「ロジスティクス4.0」について解説した書籍です。著者はロジスティクス4.0に関する第一人者で最先端動向に精通しています。本書では、ロジスティクスのこれまでとこれからの行く先を紹介し、期待される革新について説明しています。

具体的な事例が豊富に紹介されており、物流会社が勝ち残るために実践している戦略や物流ビジネスの新たな事業機会なども説明しています。業界内で働く方が、ビジネス成長を目指す際にヒントになるのではないでしょうか?物流業界の現在と未来を知るために必読の書といえるでしょう。

書名 物流現場の最適化DX

著者 岡澤 一弘、西尾 浩紀
ISBN 4910286128
定価 1,540円
概要 物流DXの基本的な考え方や進め方、事例などを解説
https://www.amazon.co.jp/dp/4910286128/

「物流現場の最適化DX」は物流DXに関する書籍です。ベンダーサイド・事業サイドでの豊富な経験をベースにした内容で、特に物流倉庫の最適化を中心にまとめられています。

これからの物流業界は業務効率化のために自動化が求められており、本書では、物流の自動化の進め方や具体的な事例が紹介されています。

物流DXの最前線で何が起きているのか最新動向も詳しい記載があり、近未来についての解説も含まれます。

物流現場で業務量の多さに困っている方や人員確保が難しい方、DX導入の具体的なやり方がわからない方などを対象にしています。事例が豊富に紹介されており、物流DXの具体的なイメージを掴むことに役立つでしょう。

物流関連本「2024年問題」

2024年4月からトラックドライバーの時間外労働について上限規制が設けられ、労働条件を改善するための基準告示が適用されます。トラックドライバーの労働時間が短くなることで物流に大きな影響が生じると懸念されているのが2024年問題です。

以下では、2024年問題に関する物流関連本をご紹介します。

書名 最後の暗黒大陸・物流 「2024年問題」に光を灯せ【特別版】 WedgeONLINE

著者 中西 享
ISBN なし(電子書籍)
定価 550円
概要 2024年問題についての最前線や知っておきたい点などがまとめられている
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CCCGQ233/

こちらの書籍では2024年問題について、物流業界の体質が改善されるのか、物流はこれからどうなっていくのか、さまざまな観点から解説されています。専門家によるコラム記事やインタビュー記事などが掲載されており、2024年問題について重要な知識や考え方がわかるでしょう。

物流関連本「企業経営」

「企業経営」に関するオススメ書籍をご紹介します。

書名 ビジネス・ロジスティクスの原理

著者 花房 陵
ISBN 4434285750
定価 1,980円
概要 ビジネス・ロジスティックスの原理を解説する
https://www.amazon.co.jp/dp/4434285750/

経営者の視点から物流を理解してもらうためにさまざまなトピックスについてまとめられた書籍です。経営・物流コンサルタントとして30年以上活躍してきた著者による物流に関するコラムがまとめられています。企業経営という視点から物流を理解したい方にオススメです。

まとめ

物流について学ぶ際、役立つ書籍をご紹介しました。物流は大きな課題を抱えており、変化が求められている分野です。書籍を通してさまざまな知識や情報を学び、今後の物流のあり方について考えてみてください。