書籍タイトル:宇宙の9番街 ピカデリー・スクエア―・ガーデン
著者名:濱田謙次郎
ジャンル:その他
発売日:2017/11/27
販売ページ:Amazon
著者コメント
あらすじ
著者は毎夜、眠る前にかぼちゃの馬車に乗ったお姫様と夢で出逢えることを夢見て瞼を閉じる頭の中が幼稚園児の男。
現実でも夢の中でも突飛なアクシデントに遭う。ガンダムにライフルで撃たれ登録抹消され 2 軍に落とされたり、ダース・ベイダーと親友になり自転車で 2 人乗りしていると金八先生に注意されて慌てふためき電信柱に激突して和田アキ子さんに「アッコにおまかせや!!」と怒鳴られながら体当たりされたり、食卓でウルトラマンに自分のカップ麺へ巨大なやかんから 3 時間熱湯をかけられた後、火傷した身体を抱えられ水星まで宇宙飛行散歩へ付き合わせられたり、電子タバコをくわえたロニー・ウッドと露天風呂から上がると痛くない根性焼きを右腕に点々といれられたり、浅間山でゴジラにイタリア語で「一緒に盆踊りしろ」と強要され九州弁なまりでお断りすると張り手で約500 メートルぶっ飛ばされる夢をよく見る。その時ぼくは飛行機より速い後ろ向きに飛ぶ、胸に翼が生えた鳥になれる。
そんな男の頭の中が垣間見れる初作詩集。
著者紹介
外見は時折、初対面の方に「貴様は整形しましたか?」と疑われ、30 代に見られる男。
現在読書スランプ 4 年目突入。映画もドラマも観られない 2 年目を同時に迎えている。
今までアクシデントだらけの人生。36 年前の事故で負った心の傷がまだ、かさぶたにならずにその後の事故が間断なく波のように打ち寄せている最中。
打たれ弱く、打たれ続けられている心はさながら薄いガラスのサンドバッグ。
ハートはずっとひび割れている。
妄想でモナリザを口説き落とした 3 年前の夏、蝉の羽風の噂で聞いたが前世は、デーモン小暮閣下 4 世に恨まれていた口下手な羊だったらしい。脳みその思考回路の入口も出口もない馬鹿だったらしい。
いつも生きていることを不思議に思いながら生きている。
わずかばかりしかないけれど良き思い出を大切にしている。忘れられない。
それが夢の中の出来事だとしても。
それでも生きている。
将来の夢は「生きているよ」と呟きながら昇天することです。