「チャレンジャーバンクの挑戦」を発売


書籍タイトル:チャレンジャーバンクの挑戦
著者名:可児 滋
ジャンル:投資・金融・会社経営、ビジネス・経済
発売日:2020/10/19
販売ページ:Amazon

書籍紹介

伝統的な銀行に挑戦する気迫に満ちたチャレンジャーバンクが英国当局から銀行ライセンスを取得して登場、その数が雨後の筍のように瞬く間に増加して、欧州のみならず米国、アジアの金融界にも参入する動きが拡大しています。
こうした動きは、インターネットとスマホがユーザーに普及するなかで、いつでもどこでも、パーソナライズされた金融サービスを、低コストでスピーディに享受したいとするユビキタスの環境を貪欲に求めるユーザーニーズをきめ細かく汲み取って、金融ビジネスを根本からリデザインしようとするFinTechスタートアップが主導しています。
そして、チャレンジャーバンクが、オープンAPIやクラウド、AI等のテクノロジーを駆使して、ユーザーインタフェース(UI)やユーザーエクスペリエンス(UX)の向上を図る一方、伝統的な銀行もこうした動きを座視しているわけではなく、FinTechスタートアップとの提携等によりモバイルバンキングの推進に注力するという形で、金融業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)が進行しています。
本書では、欧米や東南アジアを中心に、チャレンジャーバンクの創業者の熱い信念を織り込みながら、主として次の内容を記述しています。
・チャレンジャーバンクは何か、
・主要なチャレンジャーバンクはどのような顔ぶれか、
・金融界にニューカマーが出現した背景は何か、
・チャレンジャーバンクは、どのような特徴を持っているか、
・チャレンジャーバンクは、どのようなITを活用しているか、
・伝統的な銀行はいかにチャレンジャーバンクに向き合っているか、
・チャレンジャーバンクが直面する課題は何か、
本書により、読者の皆様は、チャレンジャーバンクの躍進によりモバイルバンキング革命が加速し、金融界のDXが進行している実態とチャレンジャーバンクが抱える課題と将来展望について、ビビッドに把握、理解することができると思います。

著者紹介

可児 滋 (かに しげる)
岐阜県出身

CFA協会認定証券アナリスト
日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)
国際公認投資アナリスト(CIIA)
CFP®(CERTIFIED FINANCIAL PLANNER)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
日本金融学会会員
日本ファイナンス学会会員

著書
・究極のオープンイノベーション ビジネスエコシステム2020/1/14 日本橋出版
・異常気象と気象ビジネス 2018/9/10日本評論社
・フィンテック大全2017/7/11 金融財政事情研究会
・環境と金融ビジネス 2011/1/1 銀行研修社
・先物市場から未来を読む(Leo Melamed著、翻訳) 2010/11/23 日本経済新聞出版社
・金融技術100の疑問 2010/8/1 時事通信社
・英和和英 デリバティブ・証券化用語辞典2009/3/1 中央経済社