「森の王灰色熊―リーズ」を発売


著者名:二郷半二
ジャンル:文学・評論
発売日:2023/4/12
販売ページ:Amazon

書籍概要

明日を迎えるために今日を必死で闘っている生き物たち。ロッキー山脈には命が躍動している。

病院経営の実業家として、飛ぶ鳥を落とす勢いで辣腕を振るっていたアラン・ロスは、ある貧しい掃除婦の自死をきっかけとして、それまで歩いてきた人生に深い懐疑心を抱くようになる。アランは掃除婦の幼い娘ジジを引き取り、文明社会からは遠く離れた、ロッキー山脈の森の奥で暮らし始める。
アランとジジは、人として生きるために大切な事とは何なのかを森の生活を通して学んでいく。すべての生き物にとって、もっとも大切な事は子供を守る事。「種の存続」が最優先事項。換言すれば、子供を守らない種に課された道は、滅びへの道だけ、ということになる。
この事に気づいたアランには、夢想だにしなかった、ある感覚が湧き上がってくる……。

著者紹介

二郷半二
大手総合商社、大手重工メーカーを退職後、貿易会社を経営しながら複数の一部上場企業及び海外官庁のコンサルタントを兼任する。海外生活はカナダでの社会人生活を含め、ヨーロッパ及びアジア五か国以上での豊富な生活体験を有する。
2008年以降は仕事をコンサルタント及び現地エージェントに特化し現在に至る。
著書
1.裏金(2015年)国際競争入札の内幕を扱った経済小説―実話に基づく
2.修羅の大地(2016年)国際随意契約の内幕を扱った経済小説―実体験に基づく
3.歌舞伎町四畳半ものがたり(2017年) 実話を基にした人情小説
4.エターナルバーレーの狼(2019年7月15日出版) 児童文学
【(社)全国学校図書館協議会「選定図書」】
5.狼犬・ソックス(2021年1月4日出版) 児童文学
6.北極熊ホープ(2021年11月30日出版) 児童文学
【(社)全国学校図書館協議会「選定図書」】