「メンタルクリニックに行くのはやめよう」を発売


書籍タイトル:メンタルクリニックに行くのはやめよう
著者名:山田博規
ジャンル:医学・医療 > メンタル対策
発売日:2020/6/8
販売ページ:Amazon

作品概要

真のメンタル対策とは何か。
今のメンタル対策で本当にいいのか。

現在、メンタル対策というものが企業に強く求められ、過重労働やパワハラ等によって、自殺する人を減らすということが厚労省の大きな目標になっていると考えられる。
しかし、メンタル対策というものを始め20年近くが経過しているが、うつ病患者の数は右肩上がりに増え続け、職場では、うつ病休職中に好き勝手なことをしだす輩が続出、甚だしいモラルハザードが起こっているという実態はあまり知られていない。
私は産業医としてメンタル対策というものの最前線にいる。「あなたはうつではありません」という本を出版し現在のうつ病診断のいい加減さを指摘している。
今回はさらに掘り下げ、メンタル対策の歴史や起源を調べ、現在のメンタル対策の実態は一部の精神科医たちによって壟断されている実態を現場から伝えるグラスノスチの書となっている。

著者紹介

山田博規(やまだ ひろき)
1959年生まれ。1984年神戸大学医学部卒業。1985年住友病院内科勤務。1987年神戸大学医学部第三内科医員。1991年医学博士。2001年医療法人善仁会理事 大橋クリニック院長。2009年山田内科羽田腎クリニック院長。2011年日本医師会認定産業医。2012年、労働衛生コンサルタント。その後、日本サムスン、オートバックス、浅草今半、千代田食品、日洋、海自検定協会、ジャパンディスプレイなど、さまざまな企業の産業医として、メンタルヘルスの問題を抱える多くの働く人々との面談を行っている。
2018年3月ベスト新書から「あなたはうつではありません 」を出版。現在の産業精神医学の枠組みを根本的に問い直す必要性を指摘した。
2020年現在、いくつかの日本を代表する企業や、外資系企業などで産業医業務を行なっている。真のメンタル対策の実現とは何かと日々、問い直しているといる。