エッセイの原稿募集概要
エッセイ・随筆の企画、原稿を募集しています。
テーマは限定しておらず、考えや経験がベースのものから、一般的な書籍ジャンルに当てはまらないテーマについてもエッセイとしてご応募いただけます。
出版の決定・販売に関する注意点
大変多くのご応募をいただいており、確認後のご連絡までに1か月程度お時間を頂戴しております。
出版を進めさせていただきたい原稿については、個別に印税等のご契約条件をご相談差し上げます。
弊社は紙の書籍を中心とする出版社のため、電子書籍には対応しない場合が多く、一般的な並製本での流通前提である点、事前にご了承ください。
ご応募について
エッセイの原稿や企画がまとまっている方は、募集ページより詳細をご確認ください。
→企画・原稿募集ページへ
エッセイとは?
エッセイとは文学における一形態であり、著者の経験や知識などをもとに、それに関する考えや感想、思想などをまとめた書籍を指します。別の言い方で随想とも言います。
エッセイはミシェル・ド・モンテニューがこの分野の先駆者と言われており、欧米に関していえば、緻密な思索をベースにした論文のようなスタイルを念頭に置き、エッセイという言葉を使うことが多いです。一方で、日本においては江戸時代後期の日記的な随筆のイメージが根強く、欧米よりも気が抜けで気楽なスタイルを指す場合が多いです。
人気のあるエッセイの特徴
人気のあるエッセイは大きく二つに分けることができます。
一つ目は、文体や考え、言い回しに強烈な個性が感じられるエッセイです。このタイプのエッセイは、読者を置き去りにするくらいの個性でエッセイが進行していく場合が多いです。新たな発見や気づきを与えてくれることが多いため、違う視点で物事をとらえたいと考えている読者に最適なエッセイと言えます。
二つ目は、誰もが感じるような日常の気づきや想いなどがわかりやすい文体や言い回しで構成されているエッセイです。読者は、著者の生き方や考えに深く共感したり、新たな発見を与えてくれる書物を求めている場合が多く、人生のヒントになる内容であったり、単純に読み物として面白いことが重要になります。また生身の人間として親しみやすい内容や出来事などが盛り込まれていることも必要になるでしょう。
それ以外にも読者である自分と同じことを著者が考えていたり、同じような体験をしていることが掲載されていることにより、読者は愛着を持って読み進めることができます。こうしたエッセイは読者の共感を得やすい傾向にあるので人気も高いです。